神道(祖霊)について

神道(祖霊)について

神様の御霊(みたま)を『ひ』と呼びます。
人は生まれてこの世に生を受ける時、「体」に「ひ」が入ってくると言われています。
「ひ」が「くる」ことで「ひ・くる」。
これが訛って「いきる」という言葉が生まれました。
また、熱い「火」も御霊の「ひ」とつながるところがあり、このことから人は「ひ」が入る(生きる)と体が熱くなると言われています。

人はこの世にお別れを告げるとき、「ふー」っと1度息を吐くそうです。
この時、体の中の「ひ」が居なくなるそうです。
「ひ」が「いぬる」ことで「ひ・いぬ」。これが訛って「しぬ」という言葉が生まれました。
体の中の「ひ」(「火」)が抜けるわけですから、体も冷たくなるのです。

この「ひ」は霊代(みたましろ)に宿ります。
そして共に生きた家族たちを見守る為に祖霊神として祖先の御霊と共に祖霊舎(それいしゃ)の中に存在し続けます。

私たちは祖霊舎の中の霊代(霊璽=れいじ)を通してご先祖を想います。
ご先祖様も温かい心で私たちを見守ってくれます。
このお互いの真心がつり合うことを「ま・つりあう」。これが訛って「まつり」と言います。
神道の「○○祭」とはこの言葉から来ています。

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