よくある質問

神棚設置について

ネットショップを開設!こんな小さな店に神棚を置くのは仰々しい?

神棚は、思い立った時が、お祀りする時期です。神棚をお祀りするのに、お部屋の広さや時期は関係ありません。 新築やお引越し以外にも、お子様の誕生、商売を始める時など、人生の節目に神棚をお祀りされる方が沢山いらっしゃいます。

初めて神棚を設置するのに最低限揃えるものは?

神棚には、以下のものが必要です。
  1. 棚板(お宮を置くための台)
  2. お宮(社)(御札(神札)を入れます)
  3. 神具(祭器具)(お祀りに必要な道具です)神鏡榊立て徳利、水玉、皿、ロウソク立て
これが最低限の神棚の構成です。更にここに、注連縄(しめ縄)を提げることもあります。 準備が揃ったら、御神体となる御札(神札)を納めて「神棚」となります。 詳しくは、「神棚の祀り方」をご覧ください。

神棚は、きちんと部屋の採寸しないと買えないのでしょうか?

お部屋の大小にこだわる必要はありません。お祀りしやすい大きさが一番です。お部屋のだいたいの大きさがわかれば、そこから適度な大きさの神棚を選ぶことができます。 8畳程度のお部屋で、棚板の幅が3尺6寸5分(110cm)のものが一般的とされています。 詳しくは、「神棚(棚板)の大きさと選び方」をご覧ください。

家のリフォームで一時引越す時、神棚は持って行くべき?

神棚は仮住まいに運び、壁に固定できない場合は目線より上の位置になるように置いてお祀りしましょう。

賃貸住宅で釘が使えないのですがどうやって神棚を設置すればいい?

タンスや本棚などでも結構ですが、その場合は失礼にあたらないと思う場所、一般的に目線より上の位置に棚板を設置し、清浄な空間にお祀りください。 神棚のお掃除などで止むを得ずお宮を移動する場合も、白い布(ハンカチや白布)を敷くなど、神様の失礼に当たらないように扱いましょう。

神棚をタンスの上に置く時、棚板は天井近くに設置する時と違う?

タンスの上に置く棚板も壁に取り付ける棚板も、壁に固定するかしないかの違いだけ同じ棚板を使います。 タンスの上に置く場合は棚板を組み立てて置けばいいのです。この場合、柱の長さだけは調節した方が綺麗です。

御札(神札)をお祀りするのに、棚板のみ設置し、御札を祀っても良い?

神棚と称するものには以下の4点セットはどれも外せないとお考え下さい。
  1. 神様の聖域を表す「棚板
  2. 神様をお迎えする家「お宮
  3. 神様に対するお供え「神具
  4. 神様の世界を守る「しめ縄
特に「御札」は神様そのものですので、人も目に触れぬ様、お宮(お社)に納めて大切に扱って下さい。 棚板を無くしてお宮をじかに台の上に置く、棚板の上にお札だけを置く、お供えをいっさいしない、これはどれも大変失礼な、してはならない事です。

神棚を、会社の入り口と奥の両方に、複数設置してもいいですか?

ひとつの会社でいくつも神棚をお祀りするケースは多々あります。部署ごとに置いたり、一般の部署と役員室のそれぞれに置いたりと様々です。 大切にお祀り下さい。

しめ縄はどうやって取り付けるの?

当店ではしめ縄の取り付けに、市販のオレ釘(洋オレ金具という、L字、金色で先がキリ状のもの)を使用した方法をおすすめしております。このオレ釘を、雲板の左右に2ヶ所づつある上下のタイコ鋲の中間に取り付け、そこにしめ縄を直接突き刺し固定します。正式には紅白の水引か麻ひもでくくりつけるものですが、直接刺した方が安定します。 もし雲板が無い場合は天井にヒイトン(L字ではない○状の金具)を取り付けしめ縄をぶら下げます。

棚板の、雲板って何ですか?絶対に必要なもの?

棚板をご購入される場合、棚板セットにはたいてい「雲板(幕板)」と呼ばれる波状に形取られた板が付きます。 雲板は、神聖な神様をお祀りする棚板が家のどこにあろうと、建物の何階にあろうと、「ここが一番清らかな場所ですよ、天界ですよ」と表現してくれるパーツです。 神棚(神様の世界)は雲の上の天界に通じる所にあるという意味で、形は「雲」をイメージして作られています。 もし雲板が無い時は、新たにご購入いただいて取り付けるか、「雲板」の代役として「天」「上」「雲」などの文字を半紙等に書いて、お宮の真上の天井に貼るかどちらかの方法をとってください。どちらでも神様に失礼になる事はありません。 しめ縄や神幕を付ける場合は、雲板に鋲を打って固定しますので、「雲板」を付けることをおすすめします。

神棚・棚板の選び方について

神棚を選ぶのに宗派は関係ありますか?

神道には宗派と言うものはありません。神棚をお祀りする際、神様同士が喧嘩することもありません。ただ入れる御札の位置には指定があります。 通常3種類の御札をお宮の中に納めますが、最も位の高い日本の神様として「天照皇大神宮(伊勢神宮)」の御札がお宮の中央に、次に位の高い土地の神様として「(あなたが神棚をお祀りする地域の)氏神様」の御札が向かって右側に、その他の神様はすべて向かって左側にお納めします。国(中央)・土地(右)・心(左)という順番です。

神棚のデザインは何が基準なの?

神棚のデザインは、伊勢神宮の建築様式「神明造り」を真似て作られたものです。 3つ扉がある三社が一般的ですが、お納めする御札(神札)の枚数や、設置スペースによって、一社、五社などを選びましょう。

神棚はデザインの好みだけで選んでもいいのでしょうか?

神棚は毎日手を合わせるものですから、自分が気に入った、親しみを持てるものがよいでしょう。

棚板の材質には決まりがあるのですか?

神棚に神様をお迎えするために、より良い材料・神聖な物でお迎えしたいという気持ちからヒノキが選ばれました。 白木のまま使用するのは、「そのままの姿」「いつわりのない姿」でおまいりするためです。(神棚に神鏡を置くのも、手を合わせる自分自身の姿を映し出す、という意味があります。)

棚板の「ハギ板(ねじ式)」と「柾(まさき)ハギ」はどう違うのですか?

棚板の「ハギ板(ねじ式)」と「柾ハギ」は、どちらも尾州桧(木曽桧)のハギ板(幅の狭い板を4~5枚合わせて幅の広い材料にしたもの)です。 「柾ハギ」は柱を天板につなぐ部分がアリ式と言う昔からのホゾを利用した方法をとり、金物を使用しない正式な棚板になり、尚且つ材料も少しよい物を使用しており、雲板の高さも15cmでご用意しております。 「ハギ板(ねじ式)」はその名の通り、柱のジョイント部にねじを組み込みホゾを掘る手間を省きコストを抑えた商品となり、材料も柾の商品よりは少しおち雲板の高さも12cmにしております。 ただどちらの商品もじっくり比べない限りそれ程差はありません。

神棚の取り替え、処分について

100年も前からお祀りしている神棚を、修理して今でもお参りしています。神棚は、古くなったら新しいものに取りかえなければいけませんか?

代々神棚を修理・修復しながら守ってお祀りしていれば、取り替える必要はありません。今後とも大事にお祀りください。 一方、定期的に神棚を新しいものに取り替えるのもいい事です。これは神道の「浄の思想」に習う作法で、川が流れ水が常に新しいものに変わるように、神棚・お宮・棚板・神具なども綺麗なものに交換して感謝を表現するという考えです。

神棚を新しいものに取り替えるときは、今の神棚より上等なものを買いなさいと言われました、本当?

「神棚を新しく、綺麗なものに取り替える」ことこそが大事ですので、今の神棚と同等のものを揃えれば十分です。お部屋の大きさが変わったときや、上等のものにしたいときは、それにあわせた大きさ、価格の見合うものをお選びください。

神棚を新しくしました、今のお宮はどうすればいいですか?

古いお宮はお近くの神社にてお焚き上げ頂くのが一番丁寧な処分の仕方です。今まで自分達をお守り頂いた神聖なものなので「ありがとうございました」の意味をこめて神社にお預けください。 この場合「お焚き上げ料」を気持ち添えると良いでしょう。暮れの時期ですと「どんと焼き」(神社で氏子の古い御札やしめ縄をもやす)の回収をしていますのでその場所にお宮を置いてお賽銭を上げてもかまいません。

神棚を新しくしました、新しいお宮に必要な事を教えてください。

神棚を新しく取り替えた場合、こうしなければならないと言う決まり事はありませんが、神主さまに来て頂かないまでも、お宮だけ神社にお持ちしてお祓いを受けられるといいでしょう。 神様に関することなので、自分でこうしておきたいなと思うことがありましたら是非おこなって下さい。

神棚と祖霊舎の違いについて

神棚と祖霊舎って同じもの?

神棚とは、神様をお祀りする台(棚板)・お宮・御札・神具一式の総称です。 神棚(お宮)には天照皇大神・氏神様などをお祀りします。 祖霊舎にはご先祖さまを神様としてお祀りしますので、用途や目的も違います。 みす平總卸店では、それぞれ各種ご用意いたしております。

神棚と祖霊舎は、一緒の棚板に置いてもいいの?

同じ棚板に置いて構いませんが、「位」が違いますので、板を敷くなどしてお宮が祖霊舎よりも一段高くなるようにしてください。

お祀りする御札(神札)について

お祀りする御札(神札)の種類について教えてください。

3枚扉の三社宮の場合、中央の扉に天照皇大神(あまてらすおおみかみ)(伊勢神宮)をお祀りします。 向かって右側の扉には、地域でお祀りされている氏神様(産土神(うぶすながみ))、左側には自分の崇敬する神様をお祀りします。

神社から御札(神札)を戴きましたが、神棚がありません。目線より高い位置…鴨居にでも立てかけておけばいい?

神社から戴く御札(神札)には、白木の御札(神札)「護摩札(ごまふだ)」と、和紙の御札(神札)「神宮大麻(じんぐうたいま)」の2種類があります。 護摩札は、ご祈祷をした際に戴く「お願い事」の御札(神札)であるのに対し、神宮大麻は神様そのもの。ご神体として、神棚にお祀りするものです。ですから、御札(神札)を目に見える状態でお祀りするのはよくありません。大切なお客様を玄関に立たせておくようなものなのです。 神様をお招きするためには最低限、「お宮」をご用意し、おくつろぎ戴きましょう。また、護摩札の場合は、専用の護摩札宮に入れてお祀りするほか、お宮の隣に並べても構いません。 ただし、神様をお招きしていないお家にお願い事だけを掲げても、神様にはなかなか届かないかもしれません。

神棚・御札は、実家と同じ祀り方にしないといけないもの?

国・土地・心の3種類の神様をお祀りしているのでしたら、国の神様(伊勢神宮)の御札だけは同じものを祀り、土地の神様はそれぞれの氏神様になりますので異なる神様になり、またその他心の支えとなる神様は好きなものをお祀りすればいいのです。 実家に合わせる必要はありません。

神社の護摩札とお寺の護摩札は一緒に神棚に祀っても良いですか?

護摩札はあくまでも願い事の御札としての存在となりますので、○○大師等でお受けになった御札でも神棚に置いていただいて差し支えありませんのでご安心下さい。

その他の質問

神棚のお宮の扉は普段、開けておくもの?

神社にて頂いてくる御札はその神社で代々守られてきている御神体(神様)の分身になりますので、お宮の中に納めたときから御札は家庭や会社の中では神様としての存在となります。 作法として、下界の人間が神様の姿を直接見るものではないと言うところからお宮の扉は閉めておくのが本来の形です。

荒神宮のお祀りの仕方を教えてください。

荒神様のお祀り方法は普通の神棚と同じで、棚板を用意して(神棚が台所に近い場合は間借りして荒神様を置く場合もある)お宮(荒神宮)を置き、その前に神具を並べます。 この場合の神具は榊立を省き、代わりに松立を1つ用意します。松立と言っても商品としては榊立を1つ用意すればいいだけです。松立には松を1本挿してください。榊同様、お花屋さんで「荒神松」として売られています。 お参りの作法等もすべて変わりありません。お参りの順序は、神棚をお参りしてから、荒神様にお参りしてください。

榊の水・お水・お茶・お米・お塩・お酒は毎日取り替えなければいけませんか?

人が食するように、神様にも毎朝 水・塩・米・酒をお供えし、榊は1日と15日(神様の日とされる)に取り替えて日々の幸せを祈るのが基本です。 その通り出来るのでしたらそれに越したことはありませんが、出来る範囲でしたり、自分の家で決め事をつくってそれをきちんと実行していけばよいと思います。 無理のないよう気持ちよくお祀りして下さい。

神具のことなら
なんでもご相談ください。

神棚を設置することは、自宅に神様をお迎えする準備をすることです。
神職(正階)である店主がお客様の気持ちに寄り添い、お祀りの本来の姿を知っていただいた上で、お客様の暮らしにぴったりな神棚をお選びいただけるようお手伝いさせていただきます。
お気軽にご相談ください。

TEL:03-3841-26789時から18時(水曜定休)

代表取締役社長 前田裕平の写真 神棚・神具・御宮・神社用品専門店 みす平總卸店の店頭写真